翻訳ママンのつれづれ

翻訳者として思ったことを色々と。

色々と悶々しつつも

悶々していたら、なんと1か月以上も開けてしまった~‼

いかんいかん‼

色々な先輩やら大御所からブログ、文章を書くことは大事とのアドバイスを受け

イケてなくても続けねばと、重い腰を上げます。よっこらせ

 

相変わらず悶々の日々ですが、その中でも学んだことがあります。

1,仕事には波があること

受注のない日が続くと、すぐこの世の終わりか(TT)となってしまうのですが、

忘れたころに依頼が戻ったり(しかも集中砲撃でダウン)、また久しいお客様から依頼があったりなど、波があるんだ、ということを受け入れました。

今まで波が無かったのにな~とかは置いておいて、仕事が無い時は前向きに休んで英気を養ったり、もちろん地道に勉強したり、色々悶々考えたりして有効に過ごせるようになってきました。パチパチパチ

 

2,思い切って新規開拓

フリーランスたるもの、「思い切って」だなんて言ってるんじゃ全然ダメなんだと思うのですが、翻訳スピードが中々上がらない私には新規開拓する勇気が本当に無かったのです。

でも、受注の9割近くを1社に依存していた私は、仕事が切れるという恐怖を味わったので、新規開拓の必要性を痛感。声がかかったところは積極的に検討・トライアル受けるなどしてみました。結果、初めて日本・フランス以外の国の翻訳会社との取引を開始することに。パチパチパチ 一応、微々たるものだけど、レート交渉も成功しています。

そこでまた大きな壁にぶち当たるのですが、それはまた別途…

 

3,小さな案件でも有難く受注

これは大きかった。なっ、何様?!?!なんですが(^^;)

本当にずっと切れることなくテンパって毎日限界に挑戦!で受注していたので、

色々なフラストレーションとか、怒りだとか、仕事に出てしまっていたのかなと反省。

寂しい受注数になってからはどんな内容でも、ご依頼が嬉しいったらありゃしない。

思いあがっていたのかなぁ、そうなんだろうなぁ。そんな自覚はなかったけれど。

とにかく今は仕事があるだけ嬉しいし、なくてもそれはそれで有難いので、

とにかく前とは違った良い感じになってきました。これも成長というのでは?!(と思おう)

家庭や育児との両立にも悩んでいたし、これくらいの方が勉強も両立できて合っている気もしています。あ、そうそう翻訳学校の課題も二の次にせずに出来るようになった!これもとてもポジティブです。

 

4,専門分野について考えた

収入をとにかく増やしたい、という焦りがあって色々考えてはみたものの、

やはりどうしても畑違い分野は自分には責任取れない…と思いました。現実を直視せよ、な感じで。特許、リーガル、メディカルなどの分野で受注できると、まさしく翻訳者として稼げるようになるんだろうなって、無知で始めてみて今さら(ジロー)分かったのですが、やっぱりこの分野は当たって砕けろでは責任持てない内容だと思うので、チャレンジするなら勉強きちんとしてからだろうな、と思いました。

通信でも受講できそうな手ごろな講座もありそうだったので、もう少ししてから改めて考えてみようかな。その前に今は映像の方に投資しているので、そちらをまず全力で。

1つ1つだ。焦るな自分。

 

5,翻訳者という立場について考えた

仕事が減った理由を自分なりに分析してみたのですが、翻訳会社目線、翻訳会社の立場を「わきまえていない」というのがあるのかなと思いました。

ここに吐き出すのはためらわれるのですが、色々自分の中で納得いかないことも、

翻訳会社目線では大事なことではないのかもしれないし、迷惑なことかもしれない、という気付きが。

その辺は翻訳会社勤務の経験がないので、想像するしかないのだけれど

色々な人に相談してみて、そうなんだろうなーと思ったのでした。

翻訳会社から仕事をもらう立場である以上、「自分の身を守ることも必要」

とはちょうど1年前、まだ右も左も??だった私にアドバイスくださった大先輩のお言葉で、今振り返るとそういうことも含むお言葉だったんではないか?と思い返しています。

色んな立場を知って、想像力も働かせて、「大人になる」

って表現はちょっとネガティブなイメージ入っちゃうのかもしれないけど、

自分もそういうところを成長させていかねば、と思ったのでした。

自営業って、そういうこと。お客様に合わせたサービスの提供。

サラリーマンとして、社内のぬるま湯の中でお金をもらっていた自分が、いかに甘かったか。いやはや。

 

翻訳初心者、学習者向けに、けっこー辛辣な言葉で厳しく指導している方がおられるのですが、その方の言う「翻訳夢子」なんだと思います、私は。ええ、モロに。

でも、沢山学んで吸収して、夢子でいいから自分なりの道を切り拓いていくしかない。

と腹をくくった私は、やっぱり少しだけ成長したのだ、と思いたいです。