翻訳ママンのつれづれ

翻訳者として思ったことを色々と。

英語特訓!

だいぶ時間がかかってしまったけど、

本日、終了!!!🎉🎉

英日の翻訳学校の授業を受け始めてから、特に昨年の秋からの講座では

自分の解釈がいかに「分かったつもり」だったかを思い知らされ

打ちのめされていました…

翻訳者にとって「誤訳」ほど怖いもの、避けたいものはないんじゃないでしょうか。

私は毎回誤訳するたびにショックで背筋が凍り、自分が恥ずかしくなります。

こんなんじゃ翻訳やってるなんて言えないと思い、お尻に火がついて

英文法・英文読解特訓を始めました。手に取ったのがこれ

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私は自分のメインとしてはフランス語でやっていきたいんですが、

言語関係なく、和訳に関しては断然英日での教材や情報が豊富なので、

英日の勉強に飛び込んでみて良かったなと、つくづく実感しています。

 

今までも「精読」ってのは過去に受けた仏日講座でもやっていた「つもり」だったのですが、

やっと今、本当に「精読」が何か?分かったような気がしています。

分析的な読み方。自分の解釈が正しいか?徹底的に確認するような読み方。

その分、解釈は論理的に説明できるようになったので、訳文を考える時も迷いが減ったような感じがします。言うべきことはこれ!と明確なので。

 

授業でも豪快な誤訳はだいぶ減って、授業後の落ち込みが前よりは減った・・・かな汗。無論、これで完璧!だなんて思えるはずもないのだけど、いずれにしても、この基本的な考え方、読み方、を身に付けられたのは成長と言えるのでは、と。

 

その分、いつでもどこでも厳しい解釈チェックしちゃうので、

他の場所でも「ムムムムム?!?!!!」ってのに出会ってしまうことも増えてしまい(例えばパッケージで一緒に送られてくるTMとか…)、それはそれで何だかモヤモヤするストレスなのですが。

 

越前敏弥先生によれば、本は「二度読み」した後にようやく力になるとのことなので、この本はこれからも何度も繰り返し復習したいと思います。勉強はずっと並行して続けていくのが理想的だなと思ってます。こういうガリ勉はけっこう好きなので苦になりません。

 そういう意味では翻訳に向いている♬と思いたい ^o^

 

自分の訳文に対して責任をもち、自信をもって訳出し、間違えるたびに再発防止のための努力を続ける。

つくづく、中途半端な英語ではできない職業だよな~というのを痛感しております。

そういう厳しい世界なのも好きなんですよね^^ Sかね??苦笑