翻訳ママンのつれづれ

翻訳者として思ったことを色々と。

2020年振り返り!

日本では今頃もうすぐカウントダウンでしょうか。

こちらフランスはまだ午後の昼下がりです。

手持ち案件もないので、穏やかに今年を振り返りたいと思います!

 

今年は2019年の終わりにトライアルに合格して、翻訳会社さまから翻訳案件を受注するようになった初年度でした。

 

自分でスケジュールを調整できるという、何とも理想的すぎるプロジェクトの一員として始まったのもつかの間、コロナでそのプロジェクトが途絶え、

ふとしたきっかけで映像翻訳を学ぼうと決意し、日本の翻訳学校の門を叩いて初めて英日の翻訳学習を始め、

一方で、徐々に受注件数は安定して増えてきて、

気付けば英日よりも仏日でご依頼いただけるようになり、

自分の経験を活かせる分野のトライアルにも無事合格し、

バカンスで(偉そうに💦)お休みを頂きながらも、なんとか続けて受注出来ていて

おそらくちょっと有頂天になっていたところへ、

学校の授業で激しく自分の出来なさ・いい加減さを思い知らされて谷底に突き落とされ、

自分のヤバさっぷりを突き付けられた、と同時に、ふとよく見れば実は受注件数もじんわり減ってしまっていたことに気付いてますます落ち込み、

これはもっともっと土台固めを本気でやれ!!って神様のお告げだ

と気持ちを入れ替えて、受験生並みのガリガリ勉強に励んでいる←今ここ

です。

 

今まで仏語は死ぬほど勉強した時期があったけど、英語は現場の叩き上げ状態で、

甘く見てたよね、、、と痛切に反省しています。自分が恥ずかしすぎる。

今文法特訓などして、説明や解説を読み漁って気持ちいい程に色々細かく学び、

辞書も全然引き足りないんだなと、とそれはもう毎日衝撃を受けています。

 

仕事が途切れてちょっといじけ気味だったけど、年末、ベテランさんたちのお休み需要か、

突然また数件依頼が殺到したので、ここぞとばかり全力200%で頑張りました。

 

実はこの秋、順調に収入が増えてたので野心的になり、PCを買い替えて仕事の環境を整えた矢先での受注激減だったので、本当に落ち込んだのですが、

フリーランスってこんなんの繰り返しかもですね。

それに耐えていけるだけのメンタルの強さとか、レジリエンス(流行りのね)とかが

必要なんだな、としみじみ実感。

 

とりあえず、一通り納得いくまでやりたい本が数冊あるので、それらはしっかり消化吸収する。もうちょっと自信をつけたい部分もあるので、久々に資格試験とかにも目を向けてみようかな。

今後も仕事切れたりするときもありそうだけど、勉強に時間を費やせると前向きにとらえ、腐らず焦らず、地道に前進していけたらなと思います。

 

同時に、フリーランスで活躍するベテランさんと比べると、自分との色んな面での違いにがっくり来たり色々あるけど、なるべく人と比べず、

自分のペースで自分の出来る範囲でやるっきゃない!ので、またもう1年細々と頑張っていこうと決意を新たにしています。

 

ツイッターはじめ、ブログで皆さんの色々を拝見して、私も頑張ろう!と思えたり、

目指したいと思える先輩像が出来たのはとても嬉しく心強かったです。

皆さん良い年越しを過ごせますように。

来年もまた、どうぞよろしくお願いいたします。